初めて副収入を得たら嬉しいですよね!
私も初めて副業で収入があった時は嬉しかったです。
でもその後に気になるのは、確定申告について、ではないでしょうか。
この記事では、下記の2つのポイントを解説しますね。
✓ 確定申告のために、年間を通して実施しておくとよいこと
✓ 申告する時に準備する資料
自分が確定申告必要か分からない、、、という人はこちら↓の記事をどうぞ!
確定申告はしようと思うけれど、どの申告をすればよいか判断がつかない、、、
という人は、こちら↓の記事をどうぞ!
本記事の執筆者です。
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年間を通して準備しておくとラクなこと
確定申告が行われる3月。
皆さんの周りでも、
「確定申告めんどくさい、、、」
といった声が上がってくることが多いのではないでしょうか。
確定申告って、”大変なもの”というイメージが強いですが、
準備をしていれば入力するだけで簡単に終わる申告なんです。
特に今は市役所に行かなくても、オンラインで申請ができるようになっていますし!
実は、私は初年度、何も知らずに3月にまとめてやったので大変でした、、、
これを読んでくださっている皆さんには、確定申告直前に焦ってほしくないです。
自分の経験を基に、日々行っておくと良い事を3つ解説しますね。
【日々行っておくと良いこと】
① 収入の記帳
② 経費のレシート保管
③ 経費の記帳
と、その前に、、、
収入をもらう、といっても色々なパターンがあるかと思います。
ここでは下記の場合に焦点を当てて説明しますね。
【前提条件】
✓ 自分はインボイス発行事業者ではない(課税義務はない)
✓ 会社はインボイス発行事業者であり、源泉徴収された金額が振り込まれている
カメラマンとしてマッチングサイトにフリーランス登録をしていたら、
多くの場合は当てはまると思います。
収入の記帳
所属している会社から、毎月源泉徴収票は貰っているでしょうか。
貰っていたのなら、その金額と源泉徴収額をエクセルにまとめておきましょう。
源泉徴収票がなかったとしても、毎月の収入額は分かると思うので、
それだけでも記載しましょう。
特に、複数個所から副収入を得ていて、白色申告予定の人!
年度末に一年間の源泉徴収票はもらえると思いますが、
その前に年間の収入がどれくらいあるかを把握しておくことは大切です。
なぜなら、経費を差し引いた所得がいくらになるかによって、
節税のために経費をもう少し多くしていいか、これ以上使用しない方が良いかを判断できるからです。
具体例を挙げてみます。
例えば、下記のような状況を考えてください。
【2月ごろの出来事】
Aさん:パソコンがほしくなった
✓ 今年度の2月までの収入は30万円ほど
✓ 開業届は出していないので、白色申告予定
✓ 既に支出は30万円近い(昇降デスクやチェア等のデスク周りを整えた)
この時点での所得は、、、0円ですよね。
さらに15万円程度のパソコンを購入したら、おそらくこの年は赤字となるでしょう。
そして来年度の大型支出の見込みはなくなります。
ここでのポイントはこちら↓
白色申告なので、赤字繰り越しはできない!
つまり、ここでAさんが節税のために取った方が良い行動、分かりますか??
そうです!
来年度までパソコンを購入するのを待つ、ということ。
以前使用していたパソコンが壊れて緊急を要する場合を除き、
翌年に購入を延期した方が、節税効果は上がりますよね。
このように、自分の副収入を常に把握しておくことは大切なんです。
経費のレシート保管
経費のレシートは保存義務があります。
他のレシートと混ざってしまわないよう、所定の場所を決めて保管しておくようにしましょう。
最近ではオンライン決済も多いと思います。
その場合はクレジットカードの使用履歴を確認できれば問題ないので、
万が一レシートの保管を忘れても大丈夫です!
経費の記帳
副収入を把握しておくと同時に、自分の経費も把握しておくことが大切です。
先ほどのAさんの例の時には、大きな支出しか考えなかったですが、
それ以外にも、セミナーの参加費や交通費等の細かな支払いも経費にできます。
一回5000円のセミナーだったとしても4回参加すれば2万円です。
毎回往復1000円の交通費でも、10日使えば1万円です。
このような細々とした支出を毎月記帳しておくことで、
何かあった時にその時までの所得の算出が簡単にできるようになります。
以上ここまでが、日々行っておくと良い3つのことでした。
ここからは、確定申告直前に用意する資料を確認していきましょう。
確定申告直前に準備するもの
源泉徴収票の取得
これは年末調整をした後に会社から貰えると思います。
副業で登録している会社だと、言わないともらえないこともあるので、
事前に問い合わせてみても良いかと思います。
収入の記帳は行っていたかと思いますが、
最終的な金額は源泉徴収票を参考にしましょう。
また、会社にはインボイス制度に入っていれば、登録番号が割り振られています。
24年度からはこの登録番号を入力する必要があるので、確認するようにしましょう。
証券会社のデータ(株をやっている場合)
これは株をやっている方に限りますが、株での取引で収入があったとします。
この場合、副業の収入とは合算できませんが、申請する必要があります。
ただ一つ一つ入力するのは大変ですよね。。。
証券会社のサイトからダウンロードできるxmlデータというものがあるのですが、
このデータがあれば、e-tax上で簡単に申請することができます!
ですので、確定申告直前に証券会社のマイページからxmlデータを探して
ダウンロードしておきましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
ここでは、確定申告に向けて日頃から準備しておくことと、
直前に準備するものについて説明しました。
3月に焦らないために、日々の積み重ねを大切にしましょう!
何か不明点等ありましたら、お問い合わせください。