タイムシェアの購入体験談&実際のコスト

旅行

はじめに:私はMVCで購入を決めました

はじめてタイムシェアの話を聞いたのは、人からの紹介で参加したアジアパシフィック(以下、AP)の説明会でした。参加特典として 3泊4日のハワイ旅行 をプレゼントされ、実際にリゾート滞在を体験できたことが、大きなきっかけに。

そのハワイ旅行中に、現地で マリオットバケーションクラブ(MVC) の説明会にも参加。実際のリゾートを見て、話を聞いたその場で契約を決めた、というのが我が家の経緯です。

そもそもタイムシェアってなんだろう、という人はこちらを参考にどうぞ↓


購入を迷った理由と決め手

▶ 踏み切れなかった2つの理由

もともとタイムシェアには興味がありましたが、日本でAPの説明を聞いた際に購入をためらったのは以下の2点です。

  1. APは「2058年まで」の期限付き契約 であること
  2. 金額が思っていたより高額だった こと(特に若い世代には負担感がある)

「今の自分たちにはまだ早い」と判断し、一度は諦めたのですが…

▶ 購入を決めた理由

ハワイでMVCの説明を受けたときに、これらの懸念が一気に解消されました。

  • MVCは「永久所有」(Deeded Ownership)で、将来の相続も可能
  • 初期費用がAPに比べて大幅に抑えられていた

これが、契約を決断した大きな理由でした。


実際に提示された費用比較(AP vs MVC)

タイムシェアを検討する上で気になるのが「結局いくらかかるの?」という費用面。以下に、実際に提示されたAPとMVCの費用を比較した表をまとめました。

プラン初期費用維持費年会費
AP(2000Point)約608万円約13.8万円約3.6万円
AP(1000Point)約304万円約6.4万円約3.6万円
MVC(1000Point)15,940ドル(約231万円)約1,104ドル(約16万円)約300ドル(約4.35万円)

※1ドル=145円で換算
※APはアジア地域で販売される「アジアパシフィック・プログラム」、MVCはハワイ現地での不動産型タイムシェア契約です。

📌 ポイント
どちらも基本は「2000Point」以上が標準ですが、私たちは若い世代向けとして「1000Point」プランを特別に提案してもらえました。


宿泊体験してみて「良かった!」と感じた点

実際にマリオットのリゾートに滞在してみて、「これなら毎年来たい!」と思える魅力がいくつもありました。

✔ 良かったポイント

  • 一定のクオリティが保証されていて安心
     → マリオットブランドならではの統一されたサービスで、安心して滞在できる
  • 非日常を存分に味わえる
     → 広々とした部屋にキッチン・洗濯機付き、ホテルというより“暮らすように泊まれる”。
  • 親や子どもと一緒でも快適
     → 足腰の悪い親でも安心して使え、将来子どもができた時にも無理なく家族旅行が楽しめる。

正直「ここは微妙かも?」と感じた点

もちろん、すべてが完璧というわけではありません。以下のような点は少し気になりました。

▲ いまいちなポイント

  • リゾートの多くがアメリカ中心
     → ヨーロッパやアジアの選択肢が少なく、旅行先が偏りがち。
  • リゾート地ベースでの旅行が基本
     → 都市部滞在や自由旅行を重視したい人には、少し使いづらさを感じるかもしれません。

購入を後押しした、ある営業マンの言葉

私が契約を決断する後押しとなったのは、説明してくださった営業の方の言葉でした。

「今は2人でどこへでも気軽に旅行できるけど、将来家族が増えたら、そうはいかないかもしれません。だからこそ、今のうちに“毎年安心して過ごせる場所”を持っておくことは、未来の自分たちへの投資です」

さらに、海外旅行があまり得意ではなかった夫が、「こういうリゾートなら、毎年来たいかも」
と前向きに言ってくれたことも、私たちにとって大きな決断材料になりました。


まとめ:タイムシェアは“未来の自分たち”への投資

タイムシェアは「安く旅行ができる手段」ではなく、「毎年、安心してバケーションを楽しめる環境を整えるための仕組み」だと私は感じています。

確かに、年間20万円あれば高級ホテルにも泊まれます。でも、広々とした空間、設備の整ったお部屋、毎年訪れる安心感――それはお金以上の価値があります。

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