こんにちは!
2026年から海外に約2年間赴任する私が、出国前に行なった銀行関係の手続きについて、備忘録としてまとめておきます。
私の前提
銀行:楽天銀行、三井住友銀行、ソニー銀行、ゆうちょ銀行
証券口座:楽天証券(NISA,金,国内株式)、SBI証券(外国株式、投資信託)
派遣期間:1年8か月
日本の住所:現住所に配偶者が残るため維持される
住民票:転出届を出して非居住者になる
海外滞在期間が決まっているのは、手続きをする上でかなり安心できます。2年を超えてくる&米国だと、このあたりの対応は変わってきそうでした。
楽天関連
私がメインで使用しているのは楽天!
積立NISAから普段の支払いまで、ほぼ楽天です。
楽天証券
楽天証券について参考にしたのはこちら↓
楽天証券ー海外赴任時の手続きについて
5年未満であれば、代理人を設定して継続が可能とのこと。
取引は基本的に売却のみに制限されますね。積立設定は解除しました。
出国書類の郵送申し込みをして手続きしました。1週間もせずに書類が送られてくるので、返送して完了!簡単で良かったです。
帰国後は、上記リンクに記載があるメールフォームから連絡すればいいらしいです。
楽天銀行
楽天銀行について参考にしたのはこちら↓
楽天銀行ーQ&A 海外赴任になった場合口座は利用できますか?
2年以上海外に滞在するのであれば、非居住者に該当し、口座を解約しなくてはならない!
証券口座は5年以上なのに、銀行は2年が足切りなんですね。悲しい。
幸い私は2年未満かつ現住所に引き続き住む親族がいるので、何も手続きしなくて良さそうです〇
三井住友関係
少しだけ特定口座で外国証券を購入していたり、NISA始める前に投資信託をしているのは三井住友です。
SBI証券
SBI証券について参考にしたのはこちら↓
SBI証券 海外出国時の手続きについて
1年以上6年未満なら、非居住者に該当し、カスタマーサービスに連絡して書類を提出することで口座維持が可能。出金と売却はカスタマーサービスに連絡すると対応してくれるみたいです。
一つ盲点だったことは、外国証券は帰国後も一般口座のままで、特定口座に戻してもらえないということです。国内の投資信託も一部でも売却したら特定口座に戻せないみたいです。
帰国後は、再度カスタマーサービスに電話連絡して手続きします!
口座番号と部店はメモっておこう。
カスタマーサービスセンター
固定電話の場合:0120-104-214
携帯電話の場合:0570-550-104(お金かかる💦)
NISA口座は留学が理由の場合は継続不可らしいのでご注意を。楽天証券はそんな縛りなかったのにね。
三井住友銀行
三井住友銀行について参考にしたのはこちら↓
三井住友銀行ー海外転居
基本的には、自分の支店の窓口で対応するらしいです。別の支店に行くと時間かかるみたい。
SMBCダイレクト・グローバルサービスというものもあって、SMBCダイレクトみたく、オンライン上で送金とか残高照会、振込・振替ができるようになるようです。
ただ、月額220円かかるのかぁ。それに、海外転勤の時にしか使えなさそう…問い合わせて藪蛇になるのは避けたかったので、海外ボランティアでも使えるのかは未確認です。
加えて、非居住者になると諸々の振り込みに手数料がかかるようになるみたいなので、不便すぎて”変更しない方がいいじゃん!”ってなりました。(勝手な判断ごめんなさい)
ソニー銀行
学生の時の海外留学時にわざわざ開設しただけあって、手続きが楽です!
オンラインでちゃちゃっと終わります。流石。
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行について参考にしたのはこちら↓
ゆうちょ銀行 Q&A
ゆうちょ銀行は代理人を立てることで口座の維持が可能です。ただ、窓口での対応が必要になるのは難点ではありますね。
それに、こんな記事も見つけたので今回は何もせずに渡航することにしました(笑)
まとめ
今回私が手続きのために調べたものをまとめました!
こうやってまとめると、思っていたよりやることはシンプルで少なそう?
というか、銀行口座は黙っていればいいのでは、という気がしました。結局銀行関連で対応したのはソニー銀行の住所変更のみです。
一個人が黙って海外に行っても正直バレないですよね。
そもそも証券会社に連絡が必要なのは、特定口座やNISA口座は日本の居住者のみが利用可能な制度だからです。通常は非居住者になると失われてしまう特定口座やNISA口座ですが、”2年後に帰ってくるから維持しておいて―”と証券会社に連絡すると、特例で維持してくれるんです。非居住者期間は一般口座に証券が移されますが、帰国後に以前のまま特定口座やNISA口座に戻してもらえる、というのが出国手続きをする理由(メリット)です。
もし出国手続きをしなかったら、全て一般口座に移されてしまう可能性がある!!!
何かあった時に証券が失われてしまうのは、特にNISA口座のものは悲しいので、証券口座だけはしっかり手続きしてから海外に行くのが良いという結論に私は至りました。
| 楽天銀行 | 楽天証券 | 三井住友銀行 | SBI証券 | ソニー銀行 | ゆうちょ銀行 | |
| 手続き | 不要 | オンライン | 支店 | 電話 | オンライン | 窓口 |
| 帰国後 | ー | メールフォーム | 支店 | 電話 | オンライン | 窓口 |
| 赴任年数 | 1~2年 | 1~5年 | 関係なし | 1~6年 | 関係なし | 関係なし |
| 結論 | 手続き不要 | 手続きせず | 利益が出ている投資信託や外国株式は非居住者中に売る | 手続きせず |
思いがけない非居住者のメリット
非居住者中に株を売却した利益には税金がかからないんです!!!
非居住者の手続きめんどくさいなぁとばかり思っていましたが、これは嬉しい。
20%引かれずに全額利益としてもらえるのであれば、NISA口座以外の利益が出ているものは売ってしまえば良いのでは!!
そして帰国後にそのお金をNISA口座の商品購入に充てれば、完璧ですよね。
SBI証券と楽天証券で分かれているのがイヤだなあと思っていたので、ちょうどよい機会です。SBI証券の外国株式は帰国後も特定口座に戻してもらえない、というのも難点ですし、売るのがよい!
SBI証券は電話で売却手続きが必要というのも煩雑ですが、一時帰国の時にでも手続きします。


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