【体験談】Wise(旧TransferWise)で約230万円をまとめてドル送金してみたら…?

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こんにちは。今回は少し実務的な話題ですが、Wise(旧TransferWise) を使って約230万円を一括で海外送金してみた体験をまとめます。

マリオットバケーションクラブについてはこちらの記事をどうぞ!

金額が大きいからこそ、「銀行送金と比べてどれだけ違うのか?」を、実際の数値や私の体験談を交えて詳しく見ていきます。


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1. Wiseとは?「銀行よりレートが良い」が最大の魅力

Wiseはイギリス発の国際送金サービスで、近年日本でも利用者が増えています。
最大の特徴は、**「銀行よりも為替レートが良い」**ことです。

銀行で海外送金をすると、多くの場合、為替レートに1円〜2円程度の上乗せがされており、気づかないうちに損をしていることがあります。
一方、Wiseは**ほぼリアルタイムの為替(ミッドレート)**を基準に換算してくれます。
つまり「ニュースで見た為替レートとほぼ同じレート」で送金できる感覚です。

さらに、Wiseは一度アカウント登録と本人確認を済ませれば、後から追加書類を求められることはほとんどありません
これにより、平日・休日、朝晩を問わず、思い立ったときに送金手続きが進められます。
銀行送金の場合、営業時間や手続き窓口に縛られることが多いので、この柔軟性は大きなメリットです。


2. 銀行送金と比べてどれだけお得?Wise公式データで比較

では、実際に銀行送金とWiseでどれだけコストが違うかを見てみましょう。
以下は、Wise公式データをもとにした、日本の主要銀行との比較です。

項目主要都市銀行(三菱UFJ・三井住友・みずほ)Wise
送金手数料約5,500円/1回数百円〜数万円(送金額に応じて変動)
為替手数料約1円/1ドル実質ほぼゼロ(ミッドレート+数%未満の手数料)
手続き店頭またはオンライン(追加書類で再来店が必要な場合あり)すべてオンラインで完結
着金スピード2〜5営業日数時間〜1営業日程度

銀行では「送金手数料+為替差」の合計で、数万円単位の損が発生することも珍しくありません。
一方、Wiseは手数料が明示され、為替レートも透明なので、最終的に受け取れる金額が圧倒的に多いのが特徴です。

たとえば、100万円をドルに換算して送金した場合、銀行では手数料や為替差で6,400ドル程度しか送れませんが、Wiseなら6,600ドル程度受け取れる計算になります。
送金額が大きくなるほど、この差は数万円〜十数万円単位になり、高額送金では無視できません。


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3. 為替レートが1円違うとどうなる?高額送金のシビアさ

230万円をドルで送金するケースを例にして、為替レートが1円変わるとどれくらい差が出るか計算してみます。

  • 230万円 ÷ 150円/USD = 約 15,333ドル
  • 230万円 ÷ 151円/USD = 約 15,231ドル

たった1円の違いで 約102ドル(≒15,000円) の差が生じます。
3円違えば、約45,000円の差。
高額送金では、ほんのわずかな為替変動でも、最終的に手元に届く金額に大きく影響することがわかります。


4. 私のケース:マリオットバケーションクラブへ230万円を一括送金

今回、私はマリオットバケーションクラブへの支払い(約230万円)をドルで一括送金する必要がありました。
銀行経由だと為替レートに上乗せされ、手数料も数千〜1万円かかるため、Wiseを選択しました。

実際の手続きの流れ

  1. Wiseにログインし、送金額と受取通貨(USD)を入力
  2. 送金先(マリオット口座)を登録
  3. 自分の銀行口座からWise指定の国内銀行口座へ振込(100万円超のため)
  4. Wiseが為替換算してドルで送金
  5. 送金から2日後、マリオット側から「入金確認」の連絡

Wiseでは、送金手続きを作成した時点のレートが一定期間保証されます。
さらに、その後もっと良いレートになった場合、入金前ならキャンセルして再作成も可能です。
私はこれを実際に活用しました(後述)。


5. Wiseを使って感じたメリットと注意点

メリット

  • リアルタイムレートで送金可能
    → 私の場合、最初は148.4円で取引を作成しましたが、その夜に146.9円まで円高になったため、キャンセルして再作成。結果、240万円必要だったのが230万円で済み、約10万円節約できました。
  • 手数料が安く、明示されているので安心
  • 一度登録すれば追加の本人確認はほとんど不要
  • 24時間いつでも手続き可能
  • 数万円単位で得することもある

注意点

  • 100万円以上の送金は、Wise口座に直接入金できない → 自分の銀行口座からWise指定口座への振込が必要
  • 備考欄は10文字まで → マリオットの場合は「オーナー番号のみ」でOK
  • サポートはオンラインのみ(迅速で丁寧に対応してくれる)

6. 余談:名義変更でちょっと慌てた話

結婚後にWiseの名義変更をしていなかったため、送金の際に少し時間がかかりました。
Wiseから「追加書類が必要です」と連絡があり、苗字変更を証明する書類(受理証明書など)+パスポートを持った顔写真を提出。
翻訳機を通した日本語は少し不自然でしたが、対応はとても丁寧かつ迅速で、約3日後に無事送金完了しました。

👉 名義変更は事前に済ませておくと安心です。


7. まとめ:高額送金ではWiseが頼もしい選択肢

今回の体験から学んだことは以下の通りです。

  • 高額送金では、為替レートと手数料の小さな差が数万円単位になる
  • 銀行では、追加書類で再来店が必要になることもあるが、Wiseならオンラインで全て完結
  • 透明な料金、銀行より有利なレート、迅速な着金、オンライン完結が揃っているため、大きな金額の送金に最適

こんな人におすすめ

  • 海外旅行や海外不動産、マリオットバケーションクラブなど高額な海外送金が必要な方
  • 為替レートを少しでも有利に活用したい方
  • 忙しくて銀行に行く時間が取りにくい方

私自身、230万円を送金して大幅に節約できただけでなく、手続きの手間も最小限で済みました。
高額送金を検討している方には、Wiseはとても頼もしい選択肢です。

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