東ティモール・リキサ(Liquiçá)は、首都ディリから車で約1時間。日帰りでも十分楽しめる自然豊かな街です。
観光地としてはまだあまり知られていませんが、ウミガメの保護施設や美しいビーチ、歴史あるマウバラ要塞など、東ティモールならではの魅力が詰まっています。
私はJICA海外協力隊としてリキサで活動しています。
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この記事では、おすすめの観光スポットやカフェ、アクセス方法などを紹介します。
リキサの基本情報

| 項目 | 内容 |
|---|
| 所在地 | 東ティモール西部(首都ディリから約30km) |
| 行政区分 | リキサ県(Liquiçá Municipality) |
| 県都 | リキサ(Vila de Liquiçá) |
| 人口 | 約8万人(県全体) |
| アクセス | ディリから車で約1時間 |
| 言語 | テトゥン語、トコデデ語、マンバイ語 |
アクセス
リキサへは、首都ディリ市内のタシトル(Tasitolu)から出発するミクロレットでアクセスできます。
まずはディリ市内からベモ10番に乗り、タシトルへ向かいます。べモの運転手に「リキサへ行きたい(Liquiçá)」と伝えておけば、タシトルに到着した際にリキサ行きのミクロレットへ案内してもらえます。
リキサ行きのミクロレットの料金は片道2.5ドル、所要時間は約1時間です。
ただし、ミクロレットは乗客がある程度集まってから出発するため、30分〜1時間ほど待つことも珍しくありません。時間に余裕を持って利用することをおすすめします。
また、貸し切りで移動することも可能です。料金は運転手との交渉になりますが、片道10〜20ドル程度が目安です。2〜4人程度で利用する場合は、一人あたりの負担も少なくなるため、待ち時間を短縮したい方にはおすすめです。
豆知識:べモとミクロレットの違い
べモとミクロレットは見た目は同じ車両です。
首都ディリ市内を走行していて番号が書いてある車両をべモ、ディリ市内から地方へ向かう車両をミクロレットと呼び分けている人が多いです。
観光スポット
Lenuk Tasi(レヌック・タシ):ウミガメの保護施設
Lenuk Tasiは、リキサ県Casai地区にあるウミガメの保護施設です。現地では、産み落とされたウミガメの卵を保護・孵化させ、子ガメを海へ放流する活動が行われています。
東ティモール周辺には世界に生息する7種類のウミガメのうち6種類が確認されており、リキサの海はウミガメにとって大切な生息地の一つです。
放流イベントは卵の孵化状況に合わせて開催されるため、日程は決まっておらず、運が良ければ立ち会うことができます。
Facebookでイベントの情報が流れてきます。”Lenuk tasi”で検索してみてください。
私が訪れた際には、保護施設で孵化を待つ卵や、ウミガメについて学べる展示を見ることができました。実際の様子は、こちらの記事で紹介しています。

Lauhata Beach:黒砂のビーチ
Lauhata Beachは、リキサを代表するビーチの一つです。透明度の高い海と黒砂、そして穏やかな雰囲気が魅力で、地元の人々が休日に訪れることもあります。
周辺には海を眺められるレストランやカフェがあり、ランチやカフェタイムにもおすすめです。観光地としてはまだ発展途上ですが、その分、人が少なく静かな時間を過ごせるのが魅力です。

私が訪れた日は、美しい景色を眺めながらゆっくりとした時間を楽しむことができました。一方で、料理の提供には時間がかかることもあるため、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。

Maubara:歴史ある要塞と伝統工芸の町
マウバラは、リキサから車で約20分の場所にある歴史ある町です。
町のシンボルであるマウバラ要塞は、18世紀にオランダ東インド会社によって築かれた要塞で、東ティモールでは珍しいオランダ統治時代の建造物として知られています。現在も石造りの城壁や砲台が残り、美しい海を背景に歴史を感じられるスポットです。
また、マウバラは伝統工芸も有名で、手作りのバッグやマット、モビールなどが販売されています。お土産探しにもぴったりの場所で、私も実際に編み物の作品を購入しました。
マウバラ要塞とお土産屋さんは道を挟んで向かい合っているので、迷うことはないです。

グルメ
Uma Knua:オーシャンビューが魅力のレストラン
Uma Knuaは、Lauhata Beach沿いにあるオーシャンビューのカフェです。
店内やテラス席からは青い海を一望でき、景色を楽しみながら食事やドリンクを味わえます。リキサでは数少ないカフェの一つで、のんびり過ごしたい方におすすめです。
新鮮な魚が食べたい場合には、事前にWhatsAppで連絡しておくと、当日に大きな魚を用意し調理してくれます。
観光地価格のため市街地よりやや高めですが、美しい景色は一見の価値があります。料理の提供には時間がかかることがあるので、急いでいる日よりも、ゆったりと過ごしたい日に訪れると良いでしょう。

Lauhata Beach Escape:ホテル直結のレストラン
Lauhata Beach Escapeというリゾート施設のレストランです。宿泊はもちろん、レストランやカフェのみでも利用でき、海を眺めながらゆったりとした時間を過ごせます。
レストランではインドネシア料理をはじめとして、幅広いメニューが提供されています。朝食から夕食まで営業しているので、どの時間に行っても楽しめます。
私が訪れた際は、美しい海を眺めながらランチを楽しみました。



Mini Resto & Terang Bulan “AGAU”:インドネシア料理
2ドル程度からランチメニューがあるレストランです。
私の配属先のすぐ近くにあるレストラン。地元の人もテイクアウトを良くしているのをみかけます。

私もたまーに行きますが、このお店の横の広場のお弁当屋さん(ブンクス)の方が安くてボリュームがあるので、ブンクスを選ぶことが多いです。

地元のインドネシア料理やさん
こちらもインドネシア料理やさん。2.5$からランチが食べられます。
グーグルマップでは表示がないため、おおよその位置にピンを立てておきますね。

リキサ市内の大きな市場から徒歩5分ディリ側に進んだところ、Timor Telecomのお店の近くにあります。

市場から歩いていくと右手にお店があります。

モデルコース(日帰り)
※時間は目安です。ミクロレットの待ち時間や交通状況によって前後する場合があります。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 10:00 | ディリ市内からベモ10番でタシトルへ移動し出発待機 |
| 11:00 | リキサ行きミクロレットに乗車(約1時間・2.5ドル) |
| 12:00 | リキサ市内のレストランで昼食、Lauhata beachでのんびり |
| 13:30 | 車をチャーターしてマウバラへ出発(往復10ドル程度) |
| 14:00 | マウバラ要塞を見学(開放していない時もあるので注意) |
| 14:30 | 伝統工芸店で編み物やお土産を購入 |
| 15:00 | マウバラを出発しLauhataまで |
| 15:30 | Lauhata でディリ行きのミクロレットへ乗車待機 |
| 16:00 | ディリ方面行きのミクロレットに乗車 |
| 17:00 | ディリ到着 |
Lauhataビーチで夕日を見てからディリへ戻る際には、ミクロレットが無くなっている可能性が高いので、あらかじめ帰りの交通手段を確保しておきましょう。
豆知識:交通手段について
マウバラまでの車チャーターは、マーケット横にたむろしているお兄さんに声をかけてみましょう。英語ができる人は少ないですが、マウバラという単語は伝わるので、金額交渉してみてください。マウバラからの交通手段が少ないので、往復で交渉するのがおすすめです。

リキサからディリに向かうミクロレットは下の地図の赤丸のあたりで待つのが良いです。市場付近から乗車すると、乗客を集めるために市内を巡回(プタール)するので疲れてしまいます。

リキサ観光Q&A
Q. リキサ観光に必要な時間は?
- 半日〜1日あれば十分楽しめます。
Q. 英語は通じる?
- テトゥン語が中心です。スーパーの人などは、英語が少し通じることもあります。
Q. クレジットカードは使える?
- 現金(米ドル)を持参するのがおすすめです。
まとめ
リキサは、首都ディリから約1時間で訪れることができる、のんびりとリフレッシュできる街です。
ウミガメの保護施設「Lenuk Tasi」、歴史あるマウバラ要塞、美しいLauhata Beachなど、東ティモールならではの景色や文化に触れることができます。また、伝統工芸のお土産探しや、海を眺めながらのんびりとカフェで過ごす時間も、リキサ観光の楽しみの一つです。
東ティモールを訪れる機会があれば、ぜひ首都ディリだけでなく、リキサまで足を延ばしてみてください。
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