化学反応式をグループで考えさせてみた

JICA活動日記
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メインで担当することになったのは高校2年生の化学。1学期の単元は化学反応式です。私が一番好きな単元なので、とっても嬉しい。一方で、どこまで詳細を説明したら良いのかが分からなくて、塩梅が難しいですね。

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現状

☑先生が基本的な解説をした後、宿題としていくつか問題を出して、次の授業でその答えを生徒に黒板に書かせていた。

☑何度も繰り返しやらないと次に進んでも意味がない、という考え方の先生ではある。

☑先生自身も説明の際に係数合わせを忘れていたりするので生徒が混乱している。

☑単に数字移動でしか説明していない。

課題

①宿題をやってきていない人が8割程度

宿題をやっていなくても焦っている様子がない。これが当たり前になっている。今は先生が褒めることをしていない。

せっかく宿題を出すことまではやってるんだから、あともうひと頑張りなのでは、と思う。

②待ちの姿勢の生徒が多い

宿題をやってきていなくても、他の生徒が答えてくれるから待っていようって考えだし、1人で考える時間を与えてもボーっとしているだけ。

自主的に学びたいと思える状況をいかに作り出せるかが大切よね。

③生成物の電荷をゼロにすることを理解できていない

i) Mg + O2 → MgO2 あるいは ii) Mg + O2 → Mg2O2

と書く子が続出。

Mgが2+でOが2-なのは分かっているのだけど、だからMgOになるんだ、という理解に至っていない感じ。

i) の場合は、MgとO2が反応するからMgO2でしょ、という感じ。

ii) は先生の説明に忠実に従っている感じ。先生の説明は、結合する相手の電荷の数字を右下に小さく書く、というもの。ほんと数字遊び。だからMg2O2と書く子が多くなってしまう。同じ数字だったら書かなくていいんだよ、と言うことを追加で伝えてはいたけど、上手く伝わってない。

④各生成物がどういったものなのか分かっていない

身近なもので説明しているのは、H2OとNaClくらいらしい。他の生成物も身近にあるんだよって分からなければ、興味持てないだろうなって思います。

解決案

①に対して

宿題をやってきた子に花丸を付けるとかで褒めてやる気にさせる。先生の許可いるし、どのタイミングでつけるとかは打ち合わせが必要ですね。

②に対して

グループ対抗戦をさせる。1人でダメなら、グループで反応式がどうなるのかを考えてもらって、その説明までしてもらう。どのグループが早いか競う!

③に対して

これは、分子模型を使って、電荷=手の数、という理解に持っていければいいのでは?と思います。全ての手を繋げるように生成物を考えるって分かれば、変なミスが減るのではと期待します。

④に対して

これはフリップカード的なものを作るのがいいのかも。表に物質の反応式、裏に生成物の絵をかいて、クイズ形式にするとか面白いのかなって思います。カルタにしてもいいのかもね。

結果

まだ全てを試したわけではないので、試したものから順番に。

②について

競うつもりだったけど、あまりにも反応式を考えるのに時間がかかるので、グループで考えるっていう方向性にシフト。グループでやると、メンバー同士で相談でき、皆が参加してくれるので、とてもいい方法かもしれないです。グループで理解している子がいれば、その子が他の子に説明してくれるので、人数が多いクラスでも対応可能。

化学反応式が完成したらみんな喜んで達成感を持ってそうだったし、時間切れになってしまった場合も私に質問してきてくれたので、もっと分かるようになりたい!という気持ちにはさせられた気がします。

今は私が各グループのヘルプをしていて、本来の先生は前の椅子に座っているだけ。一緒に見てほしいって言ったんだけど、疲れるから俺は回らないって言われてしまいました。これは先生を変えなければいけないかもしれません…

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