東ティモール屈指の名門私立高校を見学!公立との違いに驚いた|JICA海外協力隊21週目

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この日記は、JICA海外協力隊として東ティモールで活動する私が、現地での出来事や感じたことを毎週記録している日記です。

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JICA青年海外協力隊の選考体験記~2024年春選考~
「海外で誰かの役に立ちたい」「自分の可能性をもっと広げたい」——そんな思いを胸に、2024年春、私はJICA青年海外協力隊に応募しました。この記事では、応募から書類選考、そして面接までの体験をリアルに綴っています。同じように迷っている方や、…

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JICA海外協力隊の訓練所に持っていく荷物は?初日の様子も紹介!【訓練所レポート① 準備編】
ー持ち物・出発までの流れ・服装のポイントーこんにちは!二本松研修所で2次隊として9月から11月まで研修を受けた私が、JICA青年海外協力隊の二本松訓練所に向けて準備したものや出発当日のことについてまとめます。これから訓練に参加する方にとって…

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【初心忘るべからず】協力隊派遣前に考えていること
こんにちは。JICA青年海外協力隊で派遣予定のゆとです。訓練終了から派遣まで約1か月半。長いようで短いこの期間、派遣先で有意義に活動できるよう、先輩隊員の過去の反省や参考にできそうなことのリサーチに充てようと考えました。訓練については下記の…

赴任して4か月。念願の他校見学に行ってきました!それも、東ティモールで有名な優秀校。

普段、私は公立高校で働いているので、どういう違いがあるのかとかが見れてとても有意義でした。

ちなみに私が普段活動している公立高校についてはこちらにまとめています↓

生徒1800人超えのマンモス校!東ティモールの地方公立高校を紹介【JICA海外協力隊】
初めての方へ。この日記は、JICA海外協力隊として東ティモールで活動する私が、現地での出来事や感じたことを毎週記録している日記です。選考のことはこちらから↓訓練所のことはこちらから↓初心忘るべからず↓JICA海外協力隊での配属先について、基…
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学校の基本情報

リキサ県のカサイットという地域にあるイエスズ会系列の私立中高等学校。隣には、教育学部だけの専門大学もあります。

設立

2012年に現在の校舎が建てられて、すでに14年が経っています。

なんと、日本で高校の先生をしていた方が立ち上げ当初からサポートに入っており、今回はそのベテラン日本人に案内してもらいました。

倍率

中高一貫で、入学試験の倍率は約3倍とのことです。東ティモールで有名な学校なだけあって高いですね!

学費

1年の平均学費は400ドル(月約30ドル) で、中1と高1は体操服や制服の購入のために多少高くなるみたいです。昔は120ドル程度だったようなのですが、運営が成り立たないので値上げ。かつ、富裕層からは寄付金も募って、やっと成り立っているとのことでした。

生徒層

ディリからわざわざ来る大臣や医者の子どもが8割を占めていて、修道院が運営している寮に住んでいる生徒が2割ほどいるようです。

貧困の生徒も受け入れており、1学年140人中、10人強が無料で登校しています。彼らは学力が合格点に達していなくても入学でき、入学後週3回の補講も用意されているという手厚いサポート。これにより、中3の頃には成績が中の上になるらしい。

この無償受け入れは最初こそ非難されたものの、成績が向上する生徒がほとんどだ、という結果を見て、現在では現地の先生達にも受け入れられているようです。

先生達

先生は50名ほど。実際に教えているのは40名強とのことです。

なんと、化学の先生は私のカウンターパートと同級生のベテラン先生。今度リキサの学校にも行きたい~って話してくれました。

学校の様子

学校の設備は自分の高校と全く違っていて興味深かったので、少しだけ写真を撮らせてもらいました。日本人が関わっているだけあって、日本の学校からの寄付もありました。

教室

教室の天井にはファンと電気が付いていて、天井高が高い!

夕方の授業でも明るいし、暑くても風があって涼しいし、開放感があって気持ちいいので、勉強しやすい環境だと感じました。

六甲学院からの寄附
広島学院からの寄附

中には見慣れた机が!六甲学院や広島学院など、日本の系列校で使わなくなった物品を寄付してもらっているようです。

廊下

そもそも廊下があるのが素晴らしい。日中でも日陰で快適に過ごせます。廊下から見る中庭も緑が多くて気持ちいいです。

屋根がある!
中庭

食堂

食堂は2014年に建てられたようです。1ドルでお昼ごはんを食べられるの、良いですよね。約1/3の生徒が食堂を使用していて、残りはお弁当を持ってきているみたいです。お弁当なんて、東ティモールで聞くことがあるとは思ってませんでした(笑)

講堂兼体育館

なんと、サッカーやバスケのゴールまで揃っています!

全校集会(生徒数約800人)ができるように作られているので、日本の体育館よりも広く見えます。

理科室

理科室はもちろんありました。けれど、試薬系は殆どありません。

棚の中には殆ど試薬はないです…

ベテラン日本人の方曰く、大学ですら試薬を置いていないのでは。先生達は自分が試薬を使った実験をしていないから、何を買えばいいか分かってなさそう、とのこと。

石のサンプルあった

予算はあって、それを使い切るために、棚とか白衣とかを購入してるらしい笑

私のカウンターパートと、この学校の先生、そして私の三者で、何を買ったらどんな実験ができるか話し合いをできたらいいな。そのためには私がまず、どんなものがあれば便利かリスト化しないと。

図書室

日本の地方の図書館より設備がそろっているのでは、という素晴らしい図書館。

昼休みには本を借りに来る生徒で渋滞しているらしく、感動しました。

「本当にそこまで利用者が多いのかな?」と思いつつも、それくらい図書室が活用されていることを誇りに思っている様子が伝わってきました。

進学先

文系は100%国立大学に合格、理系も80%程度は合格しているらしいです。

私の配属先の公立高校は数人合格出来れば御の字なのに、、、

海外の大学に合格する人も一定数いるため、最終的な進学先は把握していない、とのことでしたが、国立大学の合格率を見るだけでいかに優秀かは分かります。

東ティモールには国立大学が実質的な最難関大学なので、日本で言えば「東大などに難関大学への進学率が非常に高い進学校」というイメージですね。

まとめ

自分の配属先もまあまあ優秀な学校だと思っていましたが、この学校を見てしまうと欲が出ました。

私立と公立の違いがあるので、比較してはいけないのは分かっていますが、、、勉強環境ってやっぱり大事ですね。

余談ですが、こんなペットボトルのリサイクルボックスを発見!これはすごい!

今回案内してくれた日本人の方にも、掃除の仕方とかは雑だし、ホームルームは廃止になるし、先生達とは意見合わないことあるし、で色々思うところはあるようなので、きっと悩みはどこにいても尽きないんです。

私立と公立では環境は大きく違います。

それでも、「ないもの」を嘆くだけでは何も変わりません。

私は私で、今ある環境の中でできることを一つずつ増やしていきたいと思います!

見学後のランチ♪

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